大ロボット博
2007年の10月から2008年の1月まで、東京上野公園にある国立科学博物館で「大ロボット博」が開催されました。これはロボットの博覧会という名に相応しいもので、今現在活躍しているロボットはもちろん、コンセプトモデル、つまりは将来的に実用化されるかもしれないロボットや、昔のロボットなど、様々なロボットが一堂に会し、来場者の前に姿を現してくれるという博覧会でした。
また、実際に開発されているロボットたちだけではなく、過去のアニメなどに登場したロボットが展示されており、それらのロボットが今のロボット開発とどのような繋がり、そして影響を与えたのかという事が解るようになっていましたので、ロボットにあまり興味が無いという人でも楽しめる博覧会でした。
中には展示されているロボット目当てで脚を運んだものの、博覧会を後にするころには、すっかり日本のロボット産業マニアになってしまったという人もいたほどです。
ロボットというのは科学技術の結晶で、その時代が誇る高度な技術が駆使されているものです。しかし、それらをアニメなどのロボットとリンクさせる事で、来場者に解りやすくロボット産業の魅力を伝えてくれた博覧会、それが大ロボット博だったのです。